ザ・マペッツ TVシリーズのパイロット版動画が公開、番組設定も明らかに

2015年秋より米ABCで放送されるTVシリーズ“The Muppets”のパイロット版動画(約10分)が公開されました。


動画冒頭にあるとおり、元はabcでのプレゼンテーション用に制作されたものです。その後にアメリカでのイベント(プロモーションやコミコン)で上映されたものの、一般公開は難しいかと思いきや、ファンがうるさいので(?)ネット上にアップされたようです。ありがたいですね。

サンディエゴ・コミコンの前後で明らかになった番組設定は、マペットたちの私生活を絡めたフェイク・ドキュメンタリー(モキュメンタリー)スタイルのドラマで、ピギーがホストを務める深夜番組”Up Late with Miss Piggy!”が劇中に登場し、カーミットたちはそのスタッフをしている。また、スタジオの向かいにロルフが経営するバーがあり、ドラマは番組制作の裏側を中心として展開する。ということでした。

パイロット版はabcでのパイロット版および番組の制作そのものをネタにしており、実際のドラマとは設定が変わる部分もあると思います。
マペッツは「メタ」なネタ、第四の壁を壊すネタが持ち味。モキュメンタリースタイルとは相性が良いみたいです。
まずは、雰囲気をお楽しみください。
https://www.youtube.com/watch?v=x2B5d-8H588

毎度のことですがマペッツは固有名詞、訛りの強いキャラ、(国外から見た)ローカルネタ、ギャグが多く、笑いの感覚も違うのでリスニングはかなり難しいです…。わかる範囲で、動画の流れに沿ったフォローを書き出しておきます。※間違っている部分のご指摘お待ちしてます!

(1)ミーティングルームに集まるマペッツのメンバー
・なかなか静かにならないため、ブンゼンが「荒業」でみんなの注目をひく。スタンガンをくらったビーカーのことを心配するカーミットに、自分はグローブ使ってるから安全だと答えるブンゼン。
・abcの新番組制作について説明し、アイデアを募るカーミット。フェイク・ドキュメンタリースタイル提案の後、ゴンゾのインタビューがカットイン。「使い古された趣向だよね、カメラに向かって本音や回想をしゃべるけどカットが変わると全然違うことをいうんだ…」元の場面に戻り「それいいね」
・「思い出されないようなメンバーを出すというのはどうかな」と発言した見慣れないメガネのマペットに、君は…?と問いかけるカーミット。本人も「わかんない、スペシャルか何かに出てた…よくわかんないな」と答えてウヤムヤに。(彼はChip。今回のプロデューサーでもあるBill Prady氏をモデルにしているらしい 。参考 Chip – Muppet Wiki
・ジャニスの髪を三つ編みしながら「有名なセレブリティのゲストはどうかしら」と提案する女性に「いいね、誰か知ってる?」と声をかけるカーミット。(その後で「ありがとう、エリザベス・バンクス」と言ってる=名前も知ってるのに彼女自身が有名人なことはどう思ってるんだ、という)
・ミーティングが終わり、フォジーが「悪いニュースがあるんだけど、ジョークでいうね」「ニュースだけでいいよ」どうやらピギーが番組に出ないという。「彼女の家族に会うから着替えに帰らなきゃ」というわけでフォジーは一緒に説得には行けない。「ボウタイだけじゃない」「じゃあ走らなくてもいいね」
・様子を見て声をかけてくるゴンゾ。デニス(新キャラ。スパメラ似のブタ女子)とデートしてたら(妬いて)戻ってくるんじゃない、という提案。どうやらデニスが切っ掛けでカーミットとピギーの関係に問題が生じているらしい。

(2)撮影中のピギーを説得しに行くカーミットとゴンゾ
・戦争モノを撮影中。「ピギー、あんたはアトランタの看護師という設定なのに何故フランス訛りなんだ」と文句が入る。「昨日Trader Joe’sでクッキーとワインを買ったら私に合わせて領収書がフランス語だったのよ!」(←輸入品だったのか?)「撮影最終週なのにどうすりゃいいんだ」「知らないわよ、あんたディレクターでしょ」
・撮影中断、ピギーはカーミットにつれない様子。ゴンゾに対しても「誰だっけ?」「冗談でしょ?6つの映画と3つのTV番組をいっしょにやって、デトロイトのフィッシャーシアター(?)でラブレターを…」「…ゲイリーだっけ?」
・ピギーはトファー・グレイスと付き合っているらしく、熱いキスを見せつけてきた挙句「トファーとのこと?TMZはTophiggyって呼ぶことになるわ、じゃあね」(TMZはゴシップニュースらしい)辟易する2人「…特ダネだね、ゲイリー」

(3)彼女の両親に会うフォジー
・「おまえを呼んだのは、おまえが、あの…」「パパ、彼がクマだって言っていいのよ」いつもと違うボウタイをしているフォジー。
・「私達が問題に立ち向かっているのはわかってるわ。でも彼は成功者なのよ。新しいTV番組にも出演するの」しかしピギーが出演するか否かで、番組の運命は変わる。中座するフォジー
・彼女が両親に「なんでわかってくれないの、自然保護(活動)してるでしょ」、母親「保護はしてるけど(自然に)入る気はないわ」
・車に乗って渋滞にはまっているカーミット。横でカメラマンが撮影しているらしく、コメント。フォジーからの電話に出るカーミット。ピギーの出演がどうなるか心配して電話してきたようだ。
・「ピギーは降りたよ」「うそ?!」フォジーの声に心配した彼女が声をかけるが「…いとこの頭がモンタナのレストランにかけられてるのがわかっただけだよ?!」とフォロー(になってない)
・番組も、彼女の家族との関係もうまくいきそうにないフォジー。

(4)翌日、スタジオ
・エリザベスカラーをつけているロルフに具合を聞くスクーター。「縫い目がとれないようにこれをつけてるんだ」(ケガの縫い目なのか、本当の縫い目なのか…)
・カーミットが現れる。「みんなちょっと時間いいかな、残念なニュースをつたえなきゃいけないんだけど…」ピギーが出演しないことを伝える
・番組のことが無くなるとみんな困窮するようだ。そんな状況でChipが「みんな、(僕が出てたのって)マペットの宝島じゃなかったっけ?」
・そこに現れるピギー。ガラスに激突に「鼻型」が残る(ファンデーションか?)
・驚くカーミット「なんで心変わりしたの?」ピギー「みんな家族だからよ!えーっと、ゲイリー、トゥースガイ、…そこにいるのだれだっけ」「戻ってきてくれてありがとう」なんとか番組は制作されそうである…。

(5)abcの試写室
・まわりがウケている中、スタトラーとウォルドーフが評価をどうするか話している(が、評価用のスイッチをわざと壊している)

予想していたより大人向けの内容に感じました。パイロット版に比べ、実際の番組設定や雰囲気はどうなるのか、アメリカとイギリスでの放映は困っていますが、ネットなどで日本でも見ることができるのか、など気になることはたくさん。今後も情報を追っていきます。